この記事では、ベネッセの添削の仕事について紹介しています。実際にした経験を筆者が解説します。
仕事の概要
- 対象学年 高校生
- 科目 全科目募集(物理とか世界史とかもあり。メジャーなのはやはり英語と数学)
- 勤務地 在宅。東京のみ会場も同時に募集。在宅と会場同時勤務は不可
- 雇用期間 その都度採用。毎回応募する
- 採点方法 デジタル。WindowsPCのみ
- 採用時テスト あり(高校レベル。高校生の模試なので当然ですね)
- 雇用形態 業務委託
応募方法は企業のサイトをチェックして求人が出ていたら応募します。一度採用されると希望者には模試の時期にメールにて案内が来ます。
採点方法はデジタル採点で、使用可能PCはWindowsのみなのでMacの人は応募出来ません。
余談ですが、私はこの添削の他にも、ベネッセのフルタイム勤務の仕事もしたことがありますが、そちらも使用可能PCはWindowsのみです。
そのため、当時私はMacbook proを利用していましたが、泣く泣くそれを売ってWindowsに買い換えました😢
まだまだ添削の世界はWindowsが圧倒的に強いです。
採用の流れ
さて、気になる採用ですが、応募フォームに職歴などを記入します。また当然ながら希望科目のテストがあります。高校生の模試なので同レベルの試験問題は解ける必要があります。
またその模試ごとに最低必要勤務時間というのがあり、それ以上の勤務予定を作成して提出する必要があります。
基本7時間勤務×週数回の時間が最低勤務時間となっているので、毎日2時間しか業務に当てられないなどの場合は、この仕事は難しいかもしれません。
めでたく採用されたら事前にオンライン研修があります。ベネッセはオンライン研修と同時に、仮採点を行います。
この仮採点の精度が低いと不採用となるので、しっかり研修の採点基準を覚える必要があります。
とにかく「採点基準」に沿って添削すれば大丈夫です!採点見本もあるので心配せずに。
仕事の内容
私は英語を担当したので、英語の体験談をします。しかし他の科目の人もネットの情報を見ると同様のようです。
採点には「主観」「客観」があります。「主観」は英文和訳の添削、「客観」は記号問題やカッコに単語を入れるなどの正誤問題。
私は「主観」担当が多かったです。「主観」は「客観」より採点の時間がかかりますが、その分単価は高め。一方「客観」は単純作業なので楽ですが、その分単価が低いので枚数をかなりこなす必要があります。
他の科目も「主観」は記述問題の採点でしょう。数学の採点とかも大変そうですね。
あなたはどちらのタイプの添削が得意ですか?(ちなみに私は単純作業飽きちゃうタイプなので、面白回答も飛び出す「主観」の方が好きです)
単価もかなり違います💦
この仕事のメリット
一番大きいメリットはやはり出勤の必要がないのでプライベートと両立可能なことです。また病気を抱えている、家事育児介護などで出勤スタイルの勤務が難しい人にも向いています。
特にコロナ禍においては、在宅の仕事の存在はとても心強かったです。一度経験すれば次の案内も来るので、リスクヘッジに経験しておくのにいい仕事です。
加えて、教育の仕事なので将来を担う子供達の役に立てることが出来る仕事です。また高校生の模試なので小学生などの採点に比べると難易度も高めです。
ですので特に知識欲が高い人、高学校のテストには自信があった人もやりがいを感じられるでしょう。
この仕事のデメリット
模試の期間のみの短期の仕事なので収入はあくまで補助的です。単価が低めなのであくまで副業、お小遣い稼ぎと割り切る必要があります。
ここが自分だけで生計を立てる必要があるソロ女性には特に一番大きなデメリットかもしれません。具体的な数値を明かすと、私はある時はひと月5万円、ある時はひと月2万円でした。5万を想定していたのできつかったです💦
このように模試ごと、また日により採点する答案の枚数が非常に幅があります。1000枚近く来る時もあれば、0枚の時もあります。
こんな感じで枚数のばらつきが大きく、スケジュールと収入の予測が難しい面があります。
また慣れないうちは初心者、また経験者でも初日は一日中大量の答案と格闘する可能性が高いです。私も最初は朝から夜中まで作業しました。でもそれを乗り越えたらすぐに慣れます!
それと前に採用実績があっても毎回採用されるとは限りません。その時々の応募人数や答案量によるようなので、こちら側としては毎回の模試をあてには出来ません。
まとめ
在宅の仕事を探している人向けの「副業/複業」の仕事です。
短期かつ収入も安定はしていないので、メインの仕事とするには不向きです。
ただ答案数が多い模試に当たると、ひと月数万円の収入となり臨時収入として助かります。
在宅での仕事はやはり便利なので、マルチワークの一つとして経験しておくといいでしょう。
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