Midjourneyにトライするメリットを3視点から考える

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皆さんはAIのMidjourneyをご存じでしょうか。今回は実録、私の初めてのミッドナイト、ジャーニー体験ということで、初めて使ったこの気持ちの揺れ動きと、実際作ったイラストの感想などを話していきます。

そこでぜひ未体験の人にもチャレンジして欲しいと感じた理由が3つ出てきたので、それをシェアします。その3つは私の3つの属性からそれぞれ出てきたものです。

3つの属性とは「40代以上のミドルエイジ世代」「英語講師」「イラストを描く」です。

それを解説するために、初挑戦時、その時浮かんだ気持ちを認知行動療法じゃないですけど、自動思考がどのように浮かんだかも一緒に振返ってみます。

3視点から見たMidjourneyにトライすべき3つのメリット

  • 新しい最先端のAI技術に楽しみながら触れることが出来る→「40代以上のミドルエイジ世代視点」
  • 英語の学習の側面から見ても、英語が楽しみながら表現が身につく→「英語講師視点」
  • リエイティブ活動の際、インスピレーションが浮かぶ→「イラストを描く人視点」

Midjourneyを始めたきっかけと導入

一つ目から解説していきます。

私は今回Midjourneyをstand.fmのリューさんの配信を聞いてやってみようと思い立ちました。存在自体は多分twitterで結構去年の秋頃から知ってはいましたが、その時まだ手は伸びず 。

私はアラフィフの40代ですが、こういう世代の人が新しいことに取り組む時、この時に生じる「めんどくさい」と感じる気持ちと戦わなきゃいけないと感じます。

実際、この AIのサービスも私は去年の秋ごろに知った時、すぐにその時やってないわけです。面白そう、今度やってみようかなっていう感じと、あとはやっぱりめんどくさいという気持ちがありました。 

最初にして最大の難関がいきなり訪れる!

それでは実際私がどうやって始めてみたかという手順を解説していきます。

まず、パソコンでMidjourneyというワードをgoogle探索しました。ヒットしたのですぐにこの段階でWeb参加出来るのかなと思ったら、まず1つ目のめんどくさい難関が訪れました。
Webで即開始の前にdiscordを使うのです。これがやはり最初にめんどくさいと感じてしまう高い壁です。

この気持ちを分解していきましょう。私はdiscord自体もうスマホに落としており、ちょこっと使っています。この場合ここですでにdiscordのアカウントをもう作っていたからまだマシでした。
これでdiscordも初めて使うとなると、1からアカウント作成という、もうここからして、中年以降の私と同世代以上の方のめんどくさいと感じる高い壁を乗り越えられないことになります。

それを回避するためには、やはり人と接して情報についてかないと難しいでしょう。特に私のように在宅の仕事をメインにしていると、普段あまり人と接する機会がありません。このような場合、新しいサービスを利用するきっかけは人との交流が鍵となります。

例えばdiscordですが、似た感じのツールにslackがあります。これは私の場合2021年にICT支援員として勤めた時に、そこの企業の連絡ツールがslackで、初めて使いました。

discordに関してはstand.fmの仲間がきっかけです。そこではNFTをやっている人がたくさんいるので、私もとりあえずdiscord くらいはダウンロードみようと思って少しだけ触りました。
もし人と交流していなかったらどちらも未だに触れたこともないままだったと思います。

このように、Midjourneyを始める前に、discordという難関を超えなければいけません。私と同じようにちょっとめんどくさいと感じた同世代以上の方も、ぜひdiscordにトライしてみましょう。

別にアカウントを作るのは、そんな難しくないです。ただ、正直discordの使い方自体は私もどうやって使うのかは私自身もまだいまいちわかっていません。

二つ目の高い壁は「難しい専門用語」

こうしてdiscordを使って、Midjourneyにログインすることができました。
あとはgoogle探索で出てきたブログに従って実際やってみたわけです。

イラストを作成する際に、「/imagine」と英単語を打ち込んでいくのですが、最初イラスト→画像→イメージという連想から、imageという単語を間違えて打ち込んでしまいました。

「/imagine」と入れて、その後どんどん英文を入れていきます。こんなイラストを作って欲しいと、ある意味そのAIに命令する感じです。その命令する言葉のことをどうやら呪文というらしいです。

このようなむずかしめな専門用語は、NFTとかこのMidjourneyなどの新しいサービスに初心者が入り込みにくい要因の一つです。

例えばNFTのMint(ミント)するという用語。こちら英語の意味がわからない人からすると、え、ミント?ミントガムですか、ミントティーですかとなるわけです。普通ミントというと、あの葉っぱのスースーするミントを思い浮かべるじゃないですか。


それを作成・発行するという意味に使うのは初心者からすると意味不明なわけです。NFTはこのようにそこだけでしか使わない単語がすごく多いなと感じます。

それに比べるとMidjourneyは命令のことを「呪文」というのはまだわかりやすいです。呪文自体はGoogle翻訳などのサービスを利用したら、日本語で考えて自動翻訳で出てきた英文をコピペすればいいので楽です。

つまり、最初の2つの難関、discordを利用することと、呪文として英文を入れていくことさえクリアしたら、自分のイメージをどうAIがイラストにしてくれるか楽しむことが出来ます。

そしてこのチャレンジというのは、これからのAI時代、特に時代の変化に疎くなりがちなミドルエイジの人でもついていっていることになります。

これがメリットの一つ目、最先端のAI技術に楽しみながら触れることが出来る点です。

2つ目のメリットは英語学習教材としても優れモノである点

メリットの解説の前に具体例として私の「前髪、髪の長さ」問題の話をしましょう。

実際にイラスト作成。まずは髪の長さに苦戦

私がどんなイラストにチャレンジしたかというと、自分のアイコンとか使えたらいいなということで、女性のイラストを作ることにしました。
最初に出来たイラストは写真風の写実的なものが出来上がりました。

わぁ、すごいなというのが最初の感想です。しかし私は今結構髪が長いのでロングヘアと呪文として入れました。しかし本当はセミロングです。
セミロングは英語でもそのままsemi-longと入れれば、普通にその髪型のイラストが出るようですが、英語でロングと入れてしまいました

そのため1枚目にできたイラストは西洋風、ロングヘアで前髪はセンター分け、つまり前髪のない状態の女性のイラストが出来上がりました。

最初のイラスト。西洋人女性

でも私は前髪があるヘアスタイルなので、イラストにも前髪が欲しいな、それにもっとアジアっぽい雰囲気を出してみたいと思い次にチャレンジ。

2枚目はジャパニーズウーマンと入れてみたんですけど、やはり1枚目の西洋人の女性と違って、アジア人の特徴のちょっと目が細めな釣り上がった感じとなりました。



しかもまたもや前髪はぱっくり割れている前髪なしスタイル。これだと今のヘアスタイルと異なるので、ちょっと抵抗を感じました。
やはりどうしても前髪ありの女性にしたいなと思って何度かトライしてみました。

すると今度は結構分厚い前髪の女性が出来上がりました。これもまた私の前髪はいわゆるすだれ前髪で薄くおろしているスタイルなので、かなりイメージとは違う。

左側の女性、大学時代の同級生に似ている。右側はアジア要素強すぎ


それにここまではずっと写真風のイラストが出てきていたのですが、他の人のように、アニメとか漫画っぽいのがいいなとも思いました。
これはアニメスタイルとか、漫画スタイルと英語で入れるとそのような絵柄になります。

更に長さに加えて、毛先は外はねになっているので、それをgoogle翻訳して入れてみたら、今度は割とボブっぽい感じでかなり短くなってしまいました。
このようにキチンと英語で指示しないと、髪の長さ1つでも思うようにならないと感じました。

他の候補だとこれよりも口が大きかった

英作文の勉強になる

ここで英語の話となります。ファッションとかメイクとかに興味ある女性だと、ヘアカタログを見ると思います。その中で前髪のことは「バング」という言葉を使っているのをよく見かけますよね。「薄いバングのスタイル」とか。

今回の私の前髪問題に関しても、「bang」という英単語が使えます。薄い前髪なら”thin bangs”となります。また髪の長さの話もしました。「長い髪の女性」を英語で表現するとしましょう。まずは女性ということで”a woman”です。
その後で長い髪の女性と言いたいなら、”a woman with long hair”となります。このwithは様態を示すものです。「薄い前髪の長い髪の女性」なら“a woman with long thin bangs”となります。

英作に関しては、google翻訳を使えば、一瞬ですぐこの入力する言葉ができるのですが、あえてここを英語力アップのための機会ととらえて、まずは英語で表現してみるのです。

英語圏の人の英文を借りちゃいましょう

更にメリットがあります。このMidjourneyは英文で指示を書けば書くほど精密なこのイラストに出来上がるそうです。

なので、他の英語圏と思われる人の書いた英文をうまく拝借しちゃうという技も使えます。フレームとして、いいなと思った英文をコピペして、そこから自分のイメージの単語に置き換えていくわけです。

これ、私自身そもそも初めてなのでまだうまく呪文を入力出来ません。でも何度かやってみて他の人の作品も見ていると、非常に英語表現として優れた文を見かけました。
このような所に書かれた英語は、まさに生きた英語です。これを利用しない手はありません。

同じく楽しく英語を学ぶというのでいくと、YouTubeの英語コメントを読む、もあります。でも今回は読解じゃなくて、英作文、つまり4技能の中のアウトプットが学べます。これは大きいです。

英語4技能のうち、アウトプットは英作文、スピーキング。皆さん英語を話せるようになりたいですよね。それには英作文はとてもいい練習となります。
ついついイラストをどんどん作成しちゃうのですが、ちょっと視点を変えて他の人の英文にも着目してみて下さい。

語彙だって増えちゃいます

他の例としては、私と同じ時間にやっていた人がやたらとスマホの充電器、モバイルバッテリーのデザインを試行錯誤しているようでした。
その人の英文によると、充電器のことは”power bank”と表現していました。
「電気の銀行」イメージ伝わりますよね。こうやって語彙を広げていく勉強もできてしまうのです。

このAIの目的は「イメージ通りのイラストをAIに描いて欲しい」というはっきりとしたものがあります。どんなイラストが出来るか楽しい作業の中で、英作文も一緒にやってみると、英語力アップという嬉しい副産物が生まれます。

3つ目のメリットはインスピレーションをたくさん得られること

本当に多大なインスピュレーションを得ることができると思います。

言葉の持つイメージは万国共通?

次に私の取り組んでいることをそのままイラストアイコンにしたいので、まず1つ目はピアノを弾いてる女性というのを作ってみました。
何個かトライしましたが、やはりピアノを弾く女性というと服装はどうしてもドレッシーな感じになりました。英語圏でも同じイメージなのでしょう。

小学4年頃はこの位髪が長かったです。こんなフリルの服は好みじゃない

実際ピアノ弾く女性がパンクロックのようなファッションで普段過ごしていることは少ないですからね。ピアノ女性はファッション傾向でいくとやはり「フェミニンタイプ」が圧倒的に多いです。

例えば靴一つにしてもピアノサークルの女性たちはほとんどパンプス。その時私だけがスニーカーを履いていました。

次に塾講師と入れてみました。こちらも塾講師の女性のイメージもやはり万国共通のようでした。出てきた写真、ズバリ言うと「名探偵コナン」妃先生にそっくりでした!弁護士で蘭の母親、小五郎の妻の妃先生です。

え?これもう妃先生ですよね?下と比べてみてください。塾講師=弁護士?

つまり塾講師というと、やはりこのような眼鏡をかけて髪をアップにしたクールビューティーな感じが出てくるのだなということです。

これまた私とは違うので、もっと作成しようとしていたら。無料体験の25枚が終わってしまったということで、1時間ぐらいいじっていたら終わってしまいました。

人間とAIの共存の時代へ

ここからはクリエーターとしての感想です。

私はイラストをアナログメインで描きます。たまにノートに女の子のイラストを書いたりしています。デジタルも少しだけ描いています。
そんなイラスト描きからすると、AIでこんな一瞬で作品ができてしまうのは、やはり作り手である人間としてはちょっと複雑なものがあります。

そして、この気持ちは音楽のDTMなどのデジタル機器で曲が簡単に作ることができたり、演奏出来ることとも似ています。
私はピアノを弾きます。幼いころに練習を繰り返して身に付けた技術ですし、作曲含む音楽理論も学びました。


そういうプレーヤーであり学習者からするとDTM(私の場合主にiOSのgaragebandを利用している)で簡単に曲ができちゃうのです。楽器演奏ができなくてもが曲作れてしまうのです。

これってもちろん楽しいです。特にバンド演奏などは、ドラムとか私も弾けない楽器を自動演奏してくれてとても助かります。
それでも楽器演奏というのは毎日練習して身に付けるものです。また音楽理論も1日で身に付けた学びではありません。

それがデジタルだと簡単にできることは、地道に学んできた者からするととても複雑でもあります。つまり人間の長年の努力をAIがあっさりやってのけちゃう現実を受け入れないといけないのです、現代の人間は。

そこで人間とAIの共存です。対抗しようとしても難しいです。AIが得意な分野はもうAIにまかせればいいのです。人間はそれをうまく利用していけばいい。これが2つの共存です。

AIの作ったイラストをインスピレーションのネタとすればいい

イラストに関して、今回私はMidjourneyを使ってみてこれはデザイン作成などの参考にめちゃくちゃなるなと感じました。多くのサムネイルなどはcanvaを利用して作成しています。

もちろんcanva自体もとても便利です。昔このようなサービスがない時は、もっと時間をかけてデザインを作成する必要がありました。

それでもcanvaで作ってみてもどうも自分の理想のデザインにならないことも多々あります。特に私は無料で利用しているので、有料デザインのように豊富なデザインを使えません。

そんな時こそmidjourneyの登場です。イメージを言語化してAIが作成するイラストを見てみる。そこから自分の作りたいイメージがよりはっきりと浮かぶと思います。

これイラストやデザインをする人にはとてもいい材料となると感じました。自分だけだと思いつかないようなイラストとか、風景とかを即座に作ってもらえる。

今現在イラストレーターやデザイナーの人はそれを参考に自分だけが作り出せる世界を作り上げる。つまり使い分けです。

AIに仕事を奪われると危惧している人へ

私は塾講師、家庭教師です。教育業界もAI化が進んでいます。じゃあ皆さん、先生業や講師業が完全にAIに取って代わると思いますか?私は思いません。

私は複数の塾やプラットフォームに登録しています。とある塾で今AI教材の中で一番評判のいいものを実際に目にすることが出来ました。AI教材は学校でのみ使用するものと、民間の塾で使われるものがあります。民間の私は学校のみの教材を見る機会はこれまでありませんでした。

しかし今所属している塾の一つが学内塾という位置づけです。そこで初めて一番評判のいい教材で実際に指導を受けている生徒の監督業務をしました。

教材自体は確かに優れていました。各生徒ごとの進捗状況、どこでつまずいているか、学習時間など細かくデータを確認出来ます。じゃあ生徒はそれに従って意気揚々と学習しているか。否です。

その学内塾の生徒さんのレベルは同じ学年平均より低め。AI教材で数学を学んでいても、わからないからだと思いますが、指示された通り動画を見ていない人がほとんどでした。

人間よくわからないものを聞き続けるのは苦痛です。私もですが、皆さんも自分のリスニング力以上の英文とかずっと聞けと言われて聞いていられますか?無理ですよね。イライラしたり「もう止めて」と言いたくなります。生徒だって同じです。

私はこの現場を体験して、成績がいい学生にはAI教材は向いていると感じました。一人でどんどん進めていけると思います。でも今回のように勉強が苦手な学生はどうか。

こういう時に先生、講師は名前が変わるかもしれませんが、アドバイザーとして、ここがわからないなら、ここに戻ってみようとか、そばで質問を受け付けるなど、見守るリアルの人間が必要となります。

営業とか対人の仕事はAI化が進んでもなくならないと言われています。AIの知能は知識をたくさん蓄えることが出来る。でもその場の状況に応じて臨機応変にはまだ対応出来ていない。そういう仕事こそ人間の活躍する場面です。

現段階ではmidjourneyは商用利用出来ません。そのためまだまだリアルな人間のイラストレーターは必要です。AIにまかせられることはまかせて、人間しかできないことに集中する。それが労働時間を減らすことにつながるかもしれません。

AIと共存する明るい未来を思い描きながら、Midjourneyを楽しんで使いましょう!

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