この記事では、Z会の添削の仕事を紹介します。添削といってもたくさんの求人があるのです。
仕事の概要
- 対象学年 小中高生
- 科目 添削講座のある科目(国数英理社)
- 勤務地 在宅
- 雇用期間 毎週の課題に対する添削なので常用
- 採点方法 デジタル。WindowsPCのみ。5年前はアナログもあり。今もあるのでは?
- 採用時テスト あり
- 雇用形態 業務委託
応募方法は企業のサイトをチェックして希望の学年や科目があれば、メールにて登録します。すると募集時期に応募の案内が届きます。
採点方法はデジタル採点で、使用可能PCはWindowsのみなのでMacの人は応募出来ません。
システムをダウンロードするのでベネッセもZ会もWindowsのみですね。
アナログ採点の思い
5年前私が採用された時はまだアナログ採点のみ。使用する文房具は指定のもので、赤ペンも修正液も決まっていました。
どちらもかなり消費するので、冬休み時期に赤ペンがなくなりかけて、でもお店は正月休みで焦ったこともあります。使用するペンも修正液もコンビニで気軽に手に入るものじゃなかったんです💦
また冬休みは課題が多く、添削枚数もかなりの数。赤ペンを乾かすのに、自室では洗濯物を干すように答案を乾かしながら作業しました。
まさに「赤ペン先生」状態で、解説などをを書き込んでいくのですが、かなりの量を記入する必要があり大変でした。同じミスが出たら「またさっきの答案と同じことを書かないといけないんだ。」という感じです。
なのでデジタル採点も同時に取り入れられた時、かなり楽になったと感じました。何しろ「コピペ」が出来ますからね。
採用の流れ
さて、採用ですが、ベネッセと同様、応募フォームに職歴などを記入します。またこちらも希望科目のテストがあります。
小学生希望なら小学生のテスト、高校生希望なら高校レベルのテストという感じです。
当時小学生は考える力を見るテストの採点も募集していました。それは答えが明確にわかる感じじゃなかったので、かえって難しそうでした。
めでたく採用されたら事前にオンライン研修があります。採用されてから結構経ってから研修が行われます。すぐに収入を求めている人からすると、ちょっと長い期間かもしれません。
こちらはベネッセのように採用後、さらに仮採点で落とされることはありませんでした。
他と少し違う採用形式
Z会はベネッセと違い、小中高と対象学年を幅広く募集しています。そしてその時期は微妙にずれています。
私が担当していた数年前、私は中学英語と高校英語どちらも合格して、どちらも担当していました。
これはラッキーでした。当然ながら難易度は中学生<高校生です。その分単価は高校生の方が高いです。多分今でも掛け持ちは出来ると思います。
当時はフルタイム勤務のかたわらこの添削業務をしていました。いわゆる副業、というより複業です。私はこの時他の在宅の仕事、塾講師に家庭教師と5つの仕事をかけもちしていたのです。
同じ締め切りでも疲れている日は中学生の添削を、土日には高校生の添削を、と難易度に合わせてこなしました。
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自分を養えるのは自分だけ。
在宅の仕事はその点で行くと、隙間時間に出来るのでお勧めです。
(かといっても私も心身病気で苦しい時期も長く経験しています。どうしようもない時は国の制度などがあるので、頼れるものは頼りましょう)
仕事の内容
私は英語を担当したので、英語の体験談をします。しかし科目に関係なく、おそらくZ会独自の添削の仕事内容の一つをご紹介しましょう。
添削するものは模試答案ではなく、毎週の家庭学習用の課題です。テスト形式になっています。ここには「生徒からのコメント欄」と「添削者からのコメント欄」があります。
Z会はこの「コメント欄」を「生徒一人一人に書かれたコメントに合わせて書く」業務があります。
もちろん何も書いていない子もいれば、一言だけの子もいます。でも中にはまるで文通相手かのような文章の生徒もいて、そういう時はほほえましく感じました。
そして生徒は一言でも無記入でもOKですが、添削者は欄びっちり書かないとだめという決まりでした。
私はこういう個別対応は得意なのでそれほど気にしていませんでした。でもベネッセもZ会も経験がある人の中には、このコメント欄があるのはきついと漏らしている人もいました。
英語はやはり大変なのは英文和訳と英作文の添削です。採点基準に沿って減点していき、解説を記入する。これはどの添削でもつきものの仕事です。
この仕事のいいところと謎なところ
メリットはほぼベネッセと同じです。ただベネッセにはない良さはというと。
模試ごとの採用ではなく、常用なので収入をある程度計算できる点です。私は1年間継続していましたが、正社員採用が決まったので、こちらは辞めました。
多分私は短い部類で長い人はずっと続けていると思います(ただし飽きなければ💦)
逆に悪いというか不思議な点もあります。ベネッセは一度採用されると割と継続して採用されます。しかしZ会は私がその後応募しても受かりません。
元々Z会の採用基準は謎と応募者の間でも噂になっていました。学校の教師だったという人でも落ちたとか。私は当時も塾講師も兼業していましたが、そういう教育の仕事が採用に関係しているかは不明です。
在宅の仕事を探している人向けの「副業/複業」の仕事です。
常用とはいえ、これだけで生活できる訳ではないので、メインの仕事とするには不向きです。
こちらも答案数が多い月で、ひと月数万円の収入となり臨時収入として助かりました。
出来る人はベネッセやZ会、さらには他も掛け持ちしている人もいるので、合わせて応募しよう!
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